こんにちは。書いてしまったら現実を認めるみたいで嫌だと思ったのですが、嵐自身が前を向いて歩き続けている姿を見て書かなきゃと思ったので書きます。
突然だが、私は始まりと同時に終わりを予感してしまう人間である。例えば、彼氏ができた瞬間にいつ頃別れるだろうかと考えてしまうし、旅行が始まったときには帰りの電車を想像してしまう。
きっと終わりを見据えることで悲しい気持ちを軽減しようとしているのだろう。自分で自分に保険を掛けているのだ。
そんな私が唯一全く終わりを感じないものがあった。
それが嵐だった。
だから、突然入ってきた予想もしなかったニュースに頭が真っ白になってしまった。
嵐活動休止。
衝撃だった。今まで立ち止まることなく、その予感すら感じさせなかったグループの活動休止。嵐と活動休止。結び付くはずのなかった言葉たちが並んでいる。とにかく泣いた。たぶんはじめは悲しさよりもパニックで泣いていた方が強いと思う。
無限であるものなどないとわかっていたはずなのに。どうしてまだ大丈夫だろうと思っていたのだろう。なんでいつものように保険を掛けておかなかったんだろう。そうしていたらこんなに悲しまなくて済んだかもしれないのに。なんで今なの。どうして休んじゃうの。なんで。どうして。その言葉だけが頭のなかでぐるぐるひたすら回っていた。
でも、そんな私を落ち着かせてくれたのもやっぱり嵐であった。
活動休止会見。悲しくて悲しくて堪らない会見であるはずなのに、愛しくて愛しくて堪らなかった。ああ。この人たちを好きになってよかったなあ。ただそれだけを強く思える会見だった。だってそこにはあったかくて強くて優しい、大好きな5人がいたから。
こんなときですら好きだと思わせる嵐はすごい。会見前は5人の姿だけで、歌声だけで泣いていたのに、今度はその5人の笑顔と言葉だけで前を向ける。
"嵐がたどり着く先には必ず綺麗なものが待っている"
どこかでそう書いた記憶がある。
この活動休止が嵐の終わりではないし、まだまだ歩き続けていくと信じている。けれど、今回の活動休止を嵐第一章の閉幕と捉えるのであれば、私の考えは当たっていたと感じる。
アイドル界の頂点で輝き続けたまま冷凍しちゃうってかっこよすぎないか??綺麗なまま残す最強の手段だと思う。勿論、降りていく景色だって一緒に見る覚悟は出来ていたつもりだった。でも、積み上げてきた年月で得た地位とか名声とかレギュラー番組とか、そういうものがたとえなくなったとしても、そうであってもメンバーの意思を尊重すると決めた嵐はやっぱり頂点にふさわしい。
まだ休止まで2年あるのに「嵐の復活」がすでに話題になっている。嵐はずっと時代の先頭を走ってきた。未来を引き裂き、今に塗り替えてきた。ずっとずっと休むことなく走り続けた分、ゆっくり休んで、またちょっとずつでも歩き出してくれたら。嵐のペースで歩いてくれたらそれでいい。とは言いつつ、翔くんの活動再開明言にはほっとした自分がいた。翔くんの言葉はいつだって心強い。
嵐はその週のMステに出演した。いつも通り録画していたが、たぶんこれをみる勇気が出ることなんてないだろうと、始まる前は思っていた。でもやっぱり嵐は嵐であった。優しくてふんわりと包み込むようなあたたかさ。特に、感謝カンゲキ雨嵐は今までのベストパフォーマンスといってもいいほど素晴らしかった。あんな顔で歌われたら嵐の決断を全力で応援するしかできないよ。あと、ファンの嵐コールが本当によかった。全国の嵐ファンの気持ちを届けるような最高のコールだったよ…。
2年間。嵐が私たちに与えてくれたこの期間をどう過ごすかは私たち次第であり、人それぞれである。すぐに切り替えて応援する人もいれば、悲しむ期間の方が長い人だっているだろう。それでも、2年後は全員笑ってありがとうって言えるといいな。嵐は人を笑顔に変える力を持っている。嵐がファン全員を笑顔にするために設けた期間が2年という年月なのだと思う。だから誰も心残りなく、いってらっしゃいねって送り出せるような、そんな期間にできたらこれほど嬉しいことはない。
最後に。嵐にはたっくさんのものを貰った。もらいすぎて抱えきれないくらい。直接嵐から貰ったものだけじゃなくて、嵐がきっかけで得たものもたくさんある。大切なものをたくさん与えてくれてありがとう。これからも大事にし続けることに変わりはないよ。
嵐の旅路はまだまだ続く。どんな景色が待っているか楽しみだ。これからも同じ夢を見させてもらえることがとても幸せ。まだまだすげえ嵐を見せてくれよ。いや、絶対に見せてくれる。必ず。
"でっかい愛とか希望探してる。"
あなたたち自身がでっかい愛と希望なんだよ。そんな風に思える20周年。ほんと最高の5人だな。
私はこれからも嵐を信じて応援し続ける。
だって嵐に裏切られたことなんて1度もないから。あなたたちが選んできた道に間違いなんて1つもなかったから。
さあ、同じ夢を見よう。
夢から覚めるのはもっともっと先でいいはずだ。
