なすぴという惑星

でっかい愛とか希望探してる

佐野晶哉沼の浅瀬にて

佐野晶哉くん。

1週間前までの私が持っていた情報は、元ヤングシンバ役、歌うま、ラヴィット出演、の3つだけであった。

それなのに今の私は佐野晶哉沼の浅瀬に立っている。底の見えないこの沼の前で、この1週間で私の身に何が起きたのか遡ってみることにする。

 

始まりは同僚の一言だった。

「今はAぇが熱いよ。」

Aぇ!group。名前は知っていたがメンバーはほとんど知らなかった。勧められたしちょっとだけ見てみるか〜〜。とYouTubeを見始めたのが入り口。

 

みんな仲がいいな〜やっぱり関西は面白い人多いな〜と見ていたのだが、見進めていく中で思ったこと。

 

「佐野くん、スペックえぐい。」

 

歌は勿論、ドラムにピアノにギター、アクロバットもこなす。そして何より、バラエティの立ち回りがうますぎた。本当にJr.?押し引きがうますぎて、もはや怖い。あまりにも正解を連発するので、本心がわからなくてめちゃ怖い。

 

この人は何を考えているんだ?全てが計算?もっと知りたいと思って見たYouTubeの佐野アンケート添削回を見たら余計わからなくなった。(←この回は若手タレント全員見た方がいい。)

一生この人のことは理解できないかもしれないね。

 

でもたまに佐野くんがきゅるっとした目をする時があって。ラヴィットで「瑠璃色の地球」を歌った時の前奏。歌う前に少し視線を動かす佐野くんはなんか素って感じがして、一瞬だけ本当の佐野くんが見られた気がした。まだ知らないことが多すぎるけど、なんとなくそんな気がしたんだよな。そういう機会が増えるといいな。

 

思考は全く読めないのだけれど、一つだけ分かったのは佐野くんにとってAぇ!がだいぶ大事なんだなと言うこと。

年上メンバーの卒業タイミングに合わせて短大にしたこと、作曲する機会が多いからと音大作曲科を専攻したこと。小さい頃からミュージカルに出て、色んな楽器に触れてきた佐野くんであれば、あのバランスの良さを持っていて地頭の良い佐野くんであれば、もっと色んな選択肢があったはずなのに、それを逃してまで今の道を選んだこと。私の推し、嵐の二宮くんの言葉を借りるなら、まさに人生ぶん投げてグループにすべてを捧げていた。

前述したアンケート添削回でも、いかにグループを売り込めるかを良く練っていたし、グループにかけている思いがよく伝わってきた。(←だからこの回は名作だからデビュー組含めて全タレント見なね。ほらよ)

Aぇ! group【㊗️佐野ドッキリ!!】番組アンケートにダメ出し✨ - YouTube

 

 

正直、何倍もの倍率を潜り抜けて大役を勝ち取ってきた佐野くんが、入所から7年経ってもこうやってデビュー出来ずにいる現実。ミュージカル界に戻ってきて欲しいなんて声も見たりしたので、この道が正解だったのか悩む瞬間はないのかな?とか思っちゃったりもするんだけれど。それでも、アイドルを選んでくれて本当にありがとう。そう思っている人が何人もいる。佐野くんに元気をもらっている人が何人もいる。その事実が背中を押していたらいいなと思う。佐野くんがどう考えているのかはまっっったくわからないのだけれど。

 

細い目をさらに細めて笑うその先にはいつもメンバーがいて。彼をそこまでさせるグループをもっと知りたい。佐野くんが何を考えているのか紐解くには、Aぇ!groupが必要不可欠である。

 

まだ沼に入るかはわからないけれど(こんだけ書いておいて?)、化け物Jr.に出会ってしまったことを忘れないように。佐野くんが、Aぇ!groupでデビューできますように。そんな思いを込めて、ひっそりとここに忘備録を残しておく。